2019.09.13 【プレスリリース】(林研・鶴田研)光照射された液晶分子が瞬時に集団的運動をする現象を初観測~光で分子の運動を操ることに道を開く~
筑波大学数理物質系(前所属・岡山大学)の羽田真毅准教授及び岡山大学大学院自然科学研究科の林靖彦教授、鶴田健二教授らが共著した論文「Ultrafast Isomerization-Induced Cooperative Motions to Higher Molecular Orientation in Smectic Liquid-Crystalline Azobenzene Molecules」が「Nature Communications」に掲載され、プレスリリースされました。 本研究では、光照射によって生じるアゾベンゼン分子の集団運動する様子を世界で初めて観測しました。 (本文)https://www.nature.com/articles/s41467-019-12116-6 (プレスリリース)http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201909131800.html
2019.08.27 【プレスリリース】(林研・鶴田研)光が創る新しい炭素材料-酸化グラフェンの光による酸素除去メカニズムを解明-
筑波大学数理物質系(前所属・岡山大学)の羽田真毅准教授及び岡山大学大学院自然科学研究科の林靖彦教授、鶴田健二教授らが共著した論文「Selective Reduction Mechanism of Graphene Oxide Driven by the Photon Mode versus the Thermal Mode」が「ACS nano」に掲載され、プレスリリースされました。 本研究では、酸化グラフェンに光を照射することにより酸素が除去されるメカニズムを解明することに成功しました。 (論文)https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsnano.9b03060 (プレスリリース)https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id656.html